こんにちは!二児の子育て中のしゅおです。
今回はママ(パパ)が読んで思わず共感してしまう!大人も楽しめちゃう絵本を紹介します。
参考にしてみてください♪
※ネタバレありありです。
おススメ絵本1 お出かけの前に
お出かけの前に
作:筒井頼子 絵:林 明子
福音館書店
読んであげるなら 2歳から
ピクニックにでかける前の女の子のはずむ気持ち
日曜日の朝、あやこは飛び起きます。カーテンを開けると、お日様が顔を出しているので、ピクニックの決行です。台所にいくとお母さんがお弁当作りの真っ最中です。お父さんもバッグに荷造りの途中です。ピクニックにでかける前の、小さい女の子のはずむ心と、子どもの気持ちに寄り添う両親の姿をていねいに描きだしています。ごくあたりまえの家庭を舞台にした、のびやかでほのぼのとした絵本です。
まさに共感!うちの子だけじゃないんだね…。って多くのママパパが思うことまちがいなし!
もうねえ、良かれと思ってお弁当詰めてくれるんだけど…想像つきますよね?(笑)
あと、出かける直前に玄関で派手にこけます。結局お気に入りの服着替えます…。うちの子もよくこけるんですよね~。雨上がりとか…。
唯一共感できなかった?のはパパもママも驚きはするものの一度も娘を叱りません!!
そこは自分を反省しつつ見習いたいところ。どこも一緒だね~と暖かい目で子どもを見守ることができそうです。
読んだ1時間後には怒鳴ってたやん
...。
おススメ絵本2 フランシスのいえで
フランシスのいえで
作:ラッセル・ホーバン 絵:リリアン・ホーバン
訳:松岡 享子
好学社
お姉ちゃんになったフランシスの気持ち
フランシスに妹が生まれました。家の中は妹を中心に回っていくように感じます。以前との違いに寂しくなったフランシスは家出をします。向かった先は…。お姉ちゃんになったフランシスの気持ちが伝わってきます。
フランシスが可愛いんですよ。どこに家出したと思います?リュックにお菓子詰めて。
台所ですよ?近っ!もはや家、出てません(笑)。
フランシスはいつもオリジナルソングを口ずさんでいるんですが、パパとママが台所にいるのをわかってて、フランシスがいないと寂しいね、あの歌、好きなんだよね。とか、フランシスみたいな子がお姉ちゃんで妹ちゃんはなんて幸せだろう。的なことを話すですよ。そうなりゃ、フランシスもしかたねえ、帰ってやるかってなりますよね(笑)
我が家も娘二人。姉が時々、「なんで妹だけ…」ってすねることがあるので共感しちゃいました。
あと、うちの娘たちも3,4歳のころめっちゃオリジナルソング歌ってたんで(笑)
少し古い絵本なので、翻訳が現代ではあんまり使わないかな?って言葉もあるけど昔はそういう言葉が使われていたって時代背景も教えてあげるといいかもね。
おススメ絵本3 100万回生きたねこ
100万回生きたねこ
作・絵:佐野 洋子
講談社
100万年も死なないねこがいました
100万年も死なないねこがいました。100万回も死んで100万回も生きたのです。りっぱなとらねこでした。100万人の人がそのねこの死に涙しました。ねこはいちども泣きませんでした。読むたびに違う気持ちになるりっぱなとらねこの不思議なものがたり。
定番なので知ってる人も多いかもしれません。最初は冷たいねこだなあと思っていたのですが、読み進めていくうちに、「ああ、やっと本当大切なモノを見つけたのだなあ」とジーンとくる絵本です。上の2作品とは違った意味で大人も共感できる絵本でした。
因みに同じ作者の絵本で「おじさんのかさ」があるよ。
こちらは、傘が好きすぎて雨の日でもささないで、もはや傘を抱きかかえて帰るっ、ていう全く共感できない癖強おじさんが、子どもたちが楽しそうに雨の中傘をさしてる様子をみて、ついに傘を...!っていう話だよ。
小さいころ読んで不思議でたまらなかったけどなぜか印象に残ってる絵本なのでこちらもどうぞ。
今改めて読んでもこのおじさんやばいやつやんっ(笑)
でもなんか読んでて楽しい。
おススメ絵本4 もうじきたべられるぼく
もうじきたべられるぼく
作・絵:はせがわゆうじ
中央公論新社
ぼくはうしだからもうじきたべられる
もうじきたべられるぼくは最後にお母さんに会うために生まれた牧場に向かいます。電車の中色々考えます。そしてとうとう牧場に着き...。すべてを受け入れるぼく。命の大切さや命あるものをいただいて生きているとうことに改めて目を向けさせられます。
もうタイトルからして切ない。当たり前だけど、私たちが普段口にしているものは命があって、当然生んだ親がいて...。最後の母親牛のシーンが同じ母親としてもう、共感しかありません。切ない。ぼくがなぜあんなに達観しているのか、それとも運命を受け入れようと必死なのか。子どもによっていろんな答えが出てきそうな絵本でもあります。
以来、我が家ではいただきますの時に娘たちが「いのちをいただきます」
と言って食べるようになったね。(コレ、マジです)
おススメ絵本5 しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんのほっとけーき
作:わかやまけん
こぐま社
しろくまちゃんがほっとけーきをつくります
卵を割って牛乳入れて..。焼きあがったらこぐまちゃんを呼んで、ふたりで「おいしいね」と食べます。
こちらも大定番ですね!なんか、しろくまちゃんひとりで頑張るんだけど卵落としてわったり、粉飛ばしまくったり、わかる~って感じです。できたほっとけーきをしろくまちゃんのお皿にはのってなくて、ママだけいっぱいのせて運んでるところがリアル!落としちゃうもんね!
ぐりとぐらもそうですが、食べ物をつくって食べる絵本は子どもってけっこう好きなのかな?って思います。美味しそうですもんね!思わず食べたくなっちゃう。
まとめに
以上、ママパパ共感!おススメ絵本5選でした。
いかがでしたでしょうか?
どれも大人が読んでもほっこりしたり、じんわりと心が温かくなる絵本ばかりです。絵本の良いところは物語自体は短く、何度読んでも新たな発見があったり、読む時々で違った感想が生まれたりするところではないでしょうか?作者の思いがこもった素敵な絵本!子どもと一緒に大人も楽しんでみてはいかがでしょうか?