NISAは専業主婦でもすぐに始められる。
NISAには興味があるけど正直面倒くさそう・・・。
夫の収入証明書とか住民票とか市役所に取りに行ったりしないといけないんでしょ?
そう思ってるあなたも安心!NISAは専業主婦でもすぐ、簡単に始められちゃいますよ♪
NISAとは、国内に居住する18歳以上(口座開設する年の1月1日時点)なら誰でも利用できる優遇制度です。
扶養内で収入を得ている主婦だけでなく専業主婦でもNISAで資産運用を始められます。
つまり、夫の収入や職業は関係ないののですね。
また、2018年のNISA口座開設から住民票は不要となっています。
<2024年からのNISA>
優遇制度って?
そもそ優遇制度っていうけど何が優遇なのかと疑問に思いますよね。
簡潔に言うと、NISAで得た利益には税金とりませんっていう優遇です。
これ、実はめちゃくちゃ凄いことで🤩
世の中、お金を儲けたらその儲け(利益)に対して税金がとられますよね。
それも容赦なき程に・・・。
当然、投資で得た利益も例外ではなく、株を売って得た利益はもちろん、配当金にだって税金はとられます!
しかも約20%も。
例えば 80万円の株を買って100万円に値上がりしたとします。
その場合、20万円の利益となるはずですが、ここに約20%の税金がかかってしまいます。
なので
200,000×0.2=40,000
200,000ー40,000=160,000
16万円の入金になってしまいます。(わかりやすいように20%で計算しました。)
それがNISA内なら税金が取られないので、約20万円が利益として得られます。
これは大きな違いだね!
どうやって始めればいいの?
ではどうやって始めればいいのでしょうか。
時間と手間を考えてもネット証券が断然おススメです。
投資初心者が証券会社の窓口に行くと口座開設ついでに高い手数料の商品などを進められるがまま買ってしまう危険性があります。
窓口の人が、信頼のおける証券マンか見極めるのは初心者には難しいですしね。
また、ネット証券ならWEBで口座開設が完結してしまうものもあります。
例えば楽天証券なら
本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)と自分の顔写真をスマホでアップロードして送れば、後は完了通知を待つのみとなっています。
これなら、すき間時間に申し込みが完了しちゃうね♪
ネット証券の口座開設はほとんど無料なので、とりあえず開設してみてはいかがでしょうか。
おススメのネット証券口座やお得な開設キャンペーンは後程記述しています。
NISAは投資初心者の専業主婦でも始めやすく、メリットいっぱい。
投資初心者の専業主婦におススメな理由。
NISAは投資初心者の専業主婦にもおススメです。
なぜなら
- 口座開設が簡単
- 非課税なので利益が出ても夫の扶養から外れない
- 小額から始められる
口座開設が簡単。
上記した通り、ネット証券なら5分もあれば手続きは終了してしまいます。
必要なのは
- 本人確認書類(マイナンバーカード、免許証等)
- 顔写真(スマホで撮影)
郵送でも送られてきた書類に必要事項を記入して、本人確認書類と一緒に送り返すだけなので簡単だよ!
非課税なので利益が出ても夫の扶養から外れない。
めちゃくちゃ投資が上手くいって利益が出たら夫の扶養から外れちゃったりしない?
筆者も始める前そんなことを考えていました。
利益が100万とか出ちゃったらどうしよう!なんて。
ただ、そこはNISA最大のメリット非課税につき、課税対象外となるので、
いくら利益を得ても夫の扶養から外れる心配がありません。
安心して投資で利益を得ることができますね♪
小額から始められる。
株って最低でも10万円とかまとまったお金が必要なんでしょ?
楽天証券やSBI証券などは、投資信託の最低購入額を100円としています。
したがって、毎月小額からでも自分のペースで購入できるのです。
自分の無理のない範囲で月々設定しておいて、余剰金があればスポット(その時1回限りの)購入で、買い足ししていく方法もあります。
定期預金や生命保険感覚で月々積立られそう♪
因みに個別株を単元株(主に100株)で買うときはある程度まとまったお金が必要だよ。
ただ、最近は100株以下の株を購入する時も手数料無料だったり、小額、少量でも個別株が買いやすくなっているよ。
40代から始めても十分にメリットあり。
もし、目的が老後資金なら40代から始めても十分にメリットがあると言えます。
もちろん、他の目的でも10年など長期的な資産計画なら貯金より有効だと言えます。
例えば40歳から現金で1万5千円をコツコツ貯金したとします。
そうすると
15,000×12ヵ月×20年(60歳)=3,600,000
360万円となります。
次に月々1万5千円を年利3%の低リスク商品に投資したとします。
こちらを金融庁の資産運用シミュレーションに当てはめて計算すると
資産は 4,924,530円 となり、+132.5万円 になります。
※金融庁シミュレーションを基に筆者作成。縦軸単位は万として千円以下四捨五入。
いかがでしょうか?
これだけでも老後の生活の足しになりそう!
金融庁のシミュレーションで色々数字を当てはめて想定してみるといいですよ
証券口座のオススメはやっぱりネット証券。
ネット証券、何度も勧めてくるけどそんなにいいの?
- 店舗に行かなくていい(余計な商品を買わない)
- すぐに始められる
- いつでも好きな時に売買できる
- 取引手数料が安い
窓口は担当営業さんがついて、投資について詳しく説明してくれるので一見、素人でも安心に感じますが、
その分、手数料が高くついてしまいます。
そもそも小額投資なので削れるコストはとことん削りたいものですよね。
また、初心者だからこそ、営業マンに勧められるがまま高額な手数料の商品を買ってしまうことも。
NISAの特に積み立て投資枠内の銘柄から選ぶようにすれば、初心者でも安心して投資できます。
つみたて投資枠の対象商品は、証券取引所に上場している ETF(上場投資信託)や、公募により発行された株式投資信託のうち長期の積立・分散投資に適した一定の商品性を有するものに限定されています。
引用:日本証券業協会
また、ネット証券会社によっては「NISA相談デスク」などがあり、わからないことは電話でサポートしてもらえます。
個人的には窓口は投資上級者や、お金はあるが時間がない等手数料払っても営業マンにお任せしたい人が使うものだと思っています。
楽天証券 | SBI証券 | auカブコム証券 | マネックス証券 | |
つみたて投資枠の取り扱い銘柄 | 221 | 219 | 218 | 218 |
成長投資枠の取り扱い銘柄 | 1,122 | 1,164 | 981 | 1105 |
積み立て可能クレジットカード | 楽天カード | ・三井住友カード・Olive・フレキシブルペイ | au Payカード | マネックスカード |
ポイント還元率 | 0.5~1.0% | 0.25~0.5% | 1.0% | 1.1% |
手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
取引で貯まるポイント | 楽天ポイント | ・Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイント | Pontaポイント | マネックスポイント |
お勧めポイント | ・積み立てや投信の保有数に応じて楽天ポイントが貯まる ・相談窓口「withアドバイザー」で安心 | ・投資信託の保有で貯まるポイントの 選択肢が多い ・土日専用デスクがるので週末も問い合わせ可 | ・au契約者なら ポイント還元率がUP(最大3%) ・個別株も500円の少額から購入可 | ・ポイント還元率が1.1%と高く、Amazonギフト券やdポイントへ交換可 |
- (参考データ:各公式サイト、ダイアモンドZaiオンラインa元に筆者が作成 ↩︎
主婦におススメは楽天ポイントが貯まる楽天証券かな!
auユーザーならauカブコム証券がおススメ!最大3%のPontaポイントが貯まるのはでかい!
ポイントインカム経由なら口座開設でお得にポイントが貯められるよ!
例えばSBI証券なら5000円分のポイントがもらえちゃいます♪(2024.3月現在)
上記のコードからアクセスすれば200円分のポイントもプラスされます♪
ぜひ利用してね。
NISAのリスクやデメリットは?
今まで、いいことばかりだったけどデメリットは?無いことないよね?!
もちろん、NISAにもデメリットがあります。
それは以下の事です。
- 元本割れのリスクがある
- 損益通算や繰り越し控除ができない
- 自由に銘柄を選べない
- 18歳未満は利用できない
元本割れのリスクがある。
これはどの投資でも一緒ですが、どの商品も必ずしも元本を保証するものではありません。
買っていた会社の不祥事などが起きれば、一気に株価が下がることもあります。
また、リーマンショックなど世界的な不況が起きれば当然株価も下がります。
え~?損したくない…。
やっぱり貯金でいいんじゃない?
確かに貯金は元本が減ることはありません。
ですが、増えることもありません。
さらに言えば、年々物価があがり、インフレが続く昨今、今の100円は10年後は100円の価値があるとは限らないのです。
例えば昔100円で買えた缶ジュースが今は120円出さないと買えないみたいな感じです。
また、実績のある投資信託ならば、一時的にマイナスになっていても10年20年と長期的な目線でみれば、右肩上がりに回復しています。
e MAXIS Slim全米世界株(オールカントリー)などが定番です。
じゃあ、一時的に損しても、20年で平均するとちゃんとプラスにはなっているわけだね。
どうしても心配な人は、投資信託を崩す数年前から、債券など値動きが少ない銘柄中心の商品にシフトしていくといいよ!
損益通算や繰り越し控除ができない。
たとえばNISA口座で購入した株式を、購入時より値下がりした状態で売却すれば当然損しますよね。
NISA以外の口座(特定口座等で)取引を行っていた場合なら、その損失をその年のうちに発生した別の株式などでの利益と相殺し、相殺し切れなかった利益の金額だけを課税対象とします。
つまり、儲けた分と損した分を課税の前段階で相殺できるので、たとえ損してっも、損失と利益を相殺して儲けを減らして節税ができるのです。
これを「損益通算」というのですが、NISAではこれができないのです。
また、相殺し切れなかった損失を、翌年以降に最長3年間まで繰り越して、翌年以降の利益と相殺することも認められている、「繰り越し控除」も当然できません。
つまり、損失は単純に損失ということです。
なので、NISAではハイリスクハイリターン商品を狙うより、低リスク低リターンで確実に運用していった方がいいでしょう。
・・・ん??
この辺は「そんなこともあるんだぁ」くらいで、初心者はスルーしていいと思うよ!
自由に銘柄を選べない。
NISAでは上場する商品すべてが対象ではなく一定の決まりがあります。
Q4 どのような商品が対象となりますか?
引用元:日本証券業会
つみたて投資枠の対象商品は、証券取引所に上場している ETF(上場投資信託)
や、公募により発行された株式投資信託のうち長期の積立・分散投資に適した一定
の商品性を有するものに限定されています。
成長投資枠の対象商品は、証券取引所に上場している株式、ETF(上場投資信託)、
REIT(不動産投資信託)や、株式投資信託等です。ただし、①整理銘柄・監理銘柄
に指定されている株式、②信託期間が 20 年未満、高レバレッジ型及び毎月分配型の
投資信託等は対象から除外されています。
主に長期投資に適したものや、信託期間が長いものが対象になっているよ。
冒頭の金融庁の[2024年からのNISA]の図表の方がわかりやすいかな。
選べないけど、NISA内の商品を選べば極端に儲けることもないけど、
恐ろしいほど損する可能性も低いってわけだ。
初心者ならむしろこの方が安心だね。
18歳未満は利用できない。
NISAは国内に居住する18歳以上が対象なので、逆に言うと18歳未満は利用できません。
以前あった、ジュニアNISA(2023年に制度終了)のように子どもの名義で新NISAを運用することはできません。
ただ、ひとり1,800万円(夫婦だと3,600万円)までかけられるので、正直これだけ投資できれば平均的な一般家庭においては十分な額なのではないでしょうか?
デメリットもあるが、試してみる価値あり!魅力いっぱいの新NISA。
いかがでしたでしょうか?
NISAのデメリットを4つほどあげさせていただきました。
ですが、正直なところ、40代投資初心者の主婦にとってのデメリットは元本割れのリスクがあることぐらいだと思います。
それにおいても上記した通り、適正な商品で長期的に運用すれば、十分資産が増える可能性が大です。
講座開設は簡単なので、小額からでも初めて見てはいかがでしょうか?
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この機会にぜひ利用してね。